社会人の勉強が続かない理由のひとつは「時間の壁」
「やる気はあるけど、時間が足りない」
「予定通りにいかなくて、自己嫌悪になる」
これ、社会人が勉強を始めて最初にぶつかる壁です。
フルタイムで働きながら、家事や育児に追われる日々の中で、
「どうやって勉強の時間を作るか?」は最大の課題。
でも大丈夫。
時間がないなら、“使い方”を見直すことがカギです。
今回は、社会人におすすめのスケジュール術と、仕事や生活との両立のコツをお伝えします。
勉強スケジュールの前にやるべき「時間の見える化」
まずは1週間、自分の時間の使い方を“見える化”してみましょう。
おすすめは、以下のようなシンプルな時間記録。
時間帯 | 内容 |
---|---|
7:00〜8:00 | 朝の準備・通勤 |
8:00〜17:00 | 仕事 |
17:00〜18:30 | 夕飯・家事 |
18:30〜19:00 | スマホでSNS |
19:00〜21:00 | ダラダラTV・スマホ |
21:00〜22:00 | お風呂・就寝準備 |
「SNS」や「なんとなくスマホを触ってた時間」が意外と多いことに気づくはずです。
この時間を、10分〜30分ずつ勉強に回すだけでも、大きな変化につながります。
社会人におすすめの勉強時間帯ベスト3
私自身の体験や周囲の声から、勉強に向いている時間帯を3つご紹介します。
1. 朝の出勤前(6:30〜7:30)
- 脳がすっきりしていて集中しやすい
- 周囲に邪魔されず“自分だけの時間”が確保できる
- 出勤前に「1タスク完了」の達成感が得られる
私は朝にYouTube講義を1本観る or ノートにまとめるだけでも、1日の調子が良くなりました。
2. 通勤時間(電車・バス移動中)
- アプリや音声学習に最適な「ながら時間」
- スマホだけで完結する手軽さが魅力
- 通勤が往復1時間なら、それだけで週5時間!
音声だけの学習教材(VoicyやAudible)もおすすめです。
3. 夜の“だらだら時間”の一部(21:00〜22:00)
- 就寝前の30分を読書・暗記タイムに変える
- 翌朝に復習すると記憶が定着しやすい
- TVやSNSを“ながら”で見るより、学びが残る
夜型の方は、この時間をルーティンにするのもアリです。
スケジュールを立てるときのポイント5つ
勉強の計画を立てるときは、完璧を求めすぎないことが大切。
以下の5つのポイントを押さえると、無理なく続けられます。
- 週単位でざっくり立てる
→ 1日単位だと崩れやすいので「今週中に〇〇をやる」くらいが◎ - “できなかった日”も前提に入れる
→ 予備日を作ることでリズムが崩れにくい - やることを“見える化”する
→ タスクをToDoリストや付箋に書き出すと、達成感が得られる - 時間ではなく“内容”を決める
→ 「30分勉強する」より「参考書10ページ読む」の方が明確で続く - 振り返りの時間を作る
→ 毎週末に「できたこと・できなかったこと」を見直すと改善しやすい
私の実体験|公務員試験を勉強しながら働いていた頃
私は社会人として働きながら、公務員試験の勉強をしていました。
当時はフルタイム勤務、家事もちょこちょこ担当。勉強時間は限られていました。
でも「朝の1時間+昼休み+寝る前30分」=1日2時間程度をルーティン化したことで、無理なく半年以上続けられました。
途中でうまくいかない週もあったけど、「できない日があってもいい」と割り切れたことが、継続の秘訣だったと思います。
スケジュール管理におすすめのツール3選
勉強の進捗や予定を管理したい人向けに、使いやすいツールも紹介します。
- Googleカレンダー
→ 勉強予定をブロックで可視化。スマホでもPCでもOK。 - Studyplus(スタディプラス)
→ 勉強時間を記録&振り返り。SNS機能で他の勉強仲間から刺激も。 - 紙の手帳・ノート
→ アナログ派にはこちら。書くことで記憶にも残りやすい。
まとめ|完璧なスケジュールより、「続けられるリズム」を大事にしよう
社会人にとって勉強時間は、“自分でつくるもの”。
どんなに忙しくても、1日10分から始めることはできます。
ポイントは、「完璧を目指さないこと」と「やれた自分を褒めること」。
今日から、ちょっとだけ意識を変えてみませんか?
あなたのペースでOK。それが“ゆるラボ”のスタイルです。
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